大相撲が終わった

琴欧州の優勝で大相撲が終わった。いよいよ「国技」の看板を下ろす時期に来ている。
ここしばらく2人の横綱の優勝が続いており、その状態を指して、私は「蒙古大相撲日本場所」と呼んでいたが、そこに琴欧州が加わったことで今後は「国際大相撲日本場所」と呼ぶことにする。もともと物の良し悪しをを省みず舶来物に弱い国民だし、世は経済を初めとするグローバル化の世界だから、この趨勢は時の流れそのものなのだろう。

国技と言う言葉を冠した競技が廃れるのを止める手立てとして「外国籍力士」を認める際に、今後国技との意味をどのように扱うかは協議されたであろうが、他の補助金を貰う公益法人や財団と同様に、広く納税者の理解を得る努力は無しで時の関係者間で決定したものだろう。

ま、それは今更どうでもよい。それより現状を観ると、今後日本人の中から横綱が出ることは米粒の中にダイヤを探すより難しい状態である。特に、大関陣の「ていたらく」は目を覆う惨状で「昔96今87」そのままである。ごく一時の勢い・調子で階級を上り、後は8勝すればその地位を守れるとは余りに安易な地位保全制度だと思う。大相撲については様々な改革が求められているが、先ず、大関陣の「2場所負け越し制度」の特権を廃止するか、2場所特権を残すなら残留条件を10勝に引き上げるべきである。

改善は先ず上位に厳しく、が成功の原則であり、そのような改革がなされてこそ大相撲の再生が期待できると信じている。

 
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